

“あたりまえ”な暮らしを守る、
技術の最前線。


入社の理由は?
大学では電気電子を専攻しており、新卒ではエンジニア派遣の会社に入りました。最初に配属されたのは車載ECUの設計だったのですが、その後派遣先が変わり「EMC」の分野に関わることになったんです。最初は正直、“そんな業界あるんだ”くらいの感覚でした。
でも、やってみると意外に奥が深くてどんどん興味が湧いてきました。
その後、EMC関連で転職活動を進める中で、北川工業に出会いました。選んだ理由は、試験をするだけでなく「製品をどう改善していくか」という上流工程に携われる点。そして、ノイズ対策に使う素材を社内でつくっている点に、専門性の広がりを感じたからです。知見を深めたい自分にとって、ぴったりの環境だと感じました。

仕事のやりがいは?
簡単にいうと、電気製品が法律の基準をクリアして世の中に出せるようにする仕事です。静電気や雷などの外部からのノイズの影響や、その製品自体が周りに影響を与えないかをチェックし、必要に応じて対策を提案しています。測定するだけじゃなく「どうすれば基準をクリアできるか」を一緒に考えるコンサル的な要素もあります。
知識を身につけて、それをお客様に分かりやすく伝える。その提案がうまくハマって、目標を達成できたときに、お客様と一緒に「やりましたね」と喜べるのは、この仕事ならではのやりがいです。ものづくりの裏側に関わっている実感も、すごく大きいですね。

北川工業で働く魅力とは?
入社してすぐに「いい会社だな」と思ったのは、人間関係の良さでした。特に上司との関係がとてもよくて、判断に迷ったときはすぐに相談できるし、レスポンスも早くて的確。技術的な考え方まで学ばせてもらっています。
それから、やりたいと思ったことには「やってみなよ」と背中を押してくれる雰囲気があります。研修を受けたいと伝えれば、時間も予算も調整してもらえますし、自由度の高い環境でスキルアップできるのがありがたいですね。専門職ではあるけれど、周りと相談しながら進められる。そんな安心感のある職場です。

今後の目標は?
現在はチームリーダーとして、メンバーの育成にも関わる立場になりました。これからは、個人としてのスキルアップだけでなく、チーム全体の底上げにも取り組んでいきたいと思っています。
EMCの仕事はどうしても個人で完結しがちですが、だからこそチーム内での情報共有や助け合いがとても大事です。お互いの状況に気づき合えるようなチームをつくって、より働きやすく、成果も出しやすい環境を整えていけたらと考えています。

未来の仲間となる皆さんへ
EMCという言葉は、学生のうちはあまり聞かないかもしれません。でも、電気製品がある限り、絶対に必要な技術です。実際、課題を抱えている企業は多く、私たちの知識や提案には常にニーズがあります。
技術職というと“黙々と作業する”イメージがあるかもしれませんが、私たちの仕事はお客様と直接やり取りしながら進めていくもの。人と関わりながら仕事がしたいという人にはぴったりだと思います。専門知識は入ってからいくらでも身につけられるので「ちょっと面白そうかも」と思ったら、ぜひ応募してみてほしいです!
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