社員を知る People

地道に、着実に。まだ見ぬ未来をつくる。

開発 2021年 新卒入社 R.O
Q.

入社の理由は?

大学ではロボット系の開発を学んでいました。就活では自動搬送機や工作機械メーカーなどを中心に見ていたのですが、大手企業だと配属先が希望通りにならないこともあると知って。僕は「開発がやりたい」と明確に思っていたので、ちゃんと開発部門に入れる会社を探していたんです。
北川工業に出会ったのは、大学の学内説明会でした。説明を聞く中で「開発志望なら、きちんと開発部署に配属される」「自分のやりたいテーマに挑戦できる」という言葉に惹かれました。面接でも、入社後の業務内容について丁寧に説明してくれて「ここなら自分の技術を深めていけそうだ」と思い、入社を決めました。

Q.

仕事のやりがいは?

基礎研究を行う部署で、5年先・10年先を見据えた新素材の開発を行っています。現在はバイオマス由来のプラスチックに機能性を付与する研究がメイン。柔軟性を高めたり、燃えにくくしたり。環境負荷を下げつつ、求められる性能を実現する素材を目指しています。
面白いのは、自分で仮説を立てて検証していくプロセスです。論文や展示会で得た情報をもとに「この添加剤とこの樹脂を組み合わせたら、こうなるかも」と想像して実験を繰り返します。そうして自分のアイデアがうまくハマった時は、やっぱり嬉しいですね。とはいえ、失敗の方が多い仕事です。想定外の現象が起きた時は、原因の分析からやり直し。でも、その地道な積み重ねが、開発の面白さだと感じています。

Q.

北川工業で働く魅力とは?

やりたいことを提案しやすく、それに対して「やってみよう」と言ってくれる風土が魅力です。実際に、先日新しいテーマを提案したところ、調査や簡易評価まで進められることになりました。また、テーマによっては一人で進めることもありますが、困った時には先輩や所属長、外部の専門家にも相談できるのも心強いです。
人間関係もフラットで、先輩や上司にも気軽に相談できますし、提案もしやすい雰囲気です。プライベートでも、釣りに行ったり、飲みに行ったりと仲がいいんですよ。技術に向き合いながらも、ひとりで抱え込まずに進められる職場です。

Q.

今後の目標は?

今は会社のプロジェクトに沿ってテーマを担当していますが、将来的には「自分が提案したテーマで製品化まで持っていく」ことが目標です。特許はすでに出願済みのものもありますが、まだ市場に出るのはこれから。もっと知識を深めて、開発の中心を担えるようになりたいですね。
また、チームの中でも“頼られる存在”になりたいですね。後輩が困っていたら、自分のテーマに関係なくアドバイスできるような、知識と視野を持った技術者になれたらいいなと思っています。

Q.

未来の仲間となる皆さんへ

北川工業は、裁量を持って、自主的にチャレンジしたい人にぴったりの会社だと思います。僕自身、バイオマス素材の開発を軸に、押出機の操作や流体解析など、複数のテーマを並行して進めています。また、フレックス制度も整っていて、納期に合わせて自分でスケジュールを調整できる働きやすさも感じています。地道な試行錯誤を繰り返す日々ですが、自分のアイデアがかたちになる瞬間は、やっぱり嬉しい。そんな開発の醍醐味を、一緒に味わえる仲間が増えたら嬉しいです。

他の社員の話を聞く

一緒につくろう未来を

北川工業で一緒に働く仲間を
募集しています